動きを止めたい

 

動いている被写体の動きを止めて撮影するにはシャッタースピードを速くします。

 

・撮影する場面ごとのシャッター速度の例 (光の量などで異なってきます)

・歩いている人の撮影
  歩いている人を静止した写真に収めるには、1/500秒より早いシャッター速度で撮影します。

・走っている人の撮影
  走っている人が横切る場合は、1/1000秒位までシャッター速度を上げます。走っている人が向かってくる場合は、1/500秒位で撮影します。

・車や早い乗り物等の撮影
  車など早い乗り物が横切る場合は、被写体を追って出来るだけシャッターを切る時にブレないよう、そっとシャッターを切ります。シャッター速度は、1/1000秒以上が良いです。

・水滴の撮影
  水滴、一粒を完全に静止させた写真を撮る場合は、シャッター速度を1/2000秒位で撮影すると静止した写真が撮れます。

※シャッター速度を上げると露出が足りなくなる場合があります。(写真が暗くなってしまう場合があります) このような場合は、ISO感度を上げて撮影します。写真の粒子は少し粗くなってしまいますが、200や400に上げる位なら粒子の粗さは、さほど目立ちません。また最近のカメラは高性能なのものが多くISO感度を上げても劣化が少ないものもあります。

 

一眼レフカメラの絞りの設定方法

ダイヤルモードをCanonの場合はTv、Nikonの場合はSに設定します。

以下は速いシャッタースピードで撮影したもの