禁則処理とは、句読点や約物などの記号が行頭、行末にこないように調整すること。
たとえば、句読点(、や。)、終わりの鉤括弧(」や』など)が行の始めにくると、見た目も良くないし、文章のつながりがわかりにくくなってしまいます。
禁則処理が必要な文字は主に以下のとおり
行頭禁則文字
終わり括弧類
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行頭禁則和字
ぁぃぅぇぉっゃゅょヵヶ々
ハイフン類
‐゠–〜
区切り約物
?!!?
中点、句点類
・:;。.
行末禁則文字
始め括弧類
([{〔〈《「『【〘〖〝‘“⦅«
分離禁則
分離禁則文字
—(ダッシュ)…(三点リーダー)
禁則処理の設定はイラレ、インデザともに段落パネル→禁則処理で設定できます。
「設定」を選択すると自分で文字や記号を追加設定できます。
文章に禁則処理を設定するとこんな感じ。